車いすって快適ですか？

自分自身の体験ですが、クッションも使わずに姿勢も動かさない場合30分持たなかったです。皆さん、そんな体験されたことないですか？

やはり車いすはスリングなので、担架やアウトドア椅子と同じなんですね。自分で体動できない、しづらい方は痛みを感じてしまいますね。そんな時に身近な素材でスリングシートのたるみを解消すると姿勢が安定しますよ！市販品でもありますが、どのような効果があるを確かめてから福祉用具（介護保険や個人購入など）にチャレンジしてみてください。

素材はいろいろあれど扱いやすさからオススメなのは、発泡ポリエチレン製バスマットです。バスマットはその他EVAという強度のある素材もありますが、加工がしづらいので圧倒的にポリエチレンがいいですね。先ずは骨盤の傾きを修正することを考えてみませんか？ただ、それだけでは痛いので、市販の椅子用クッション（発泡ウレタン）を併用してください。表面は柔らかく心材は少し固め、これで座圧の分散が適正な状態に少し戻ります。あくまで何もないよりは良いというレベルの話です、褥瘡のリスクが高い方には市販の福祉用具として販売されているウレタンフォーム、エアセル、ゲルなどの素材を合わせた車いすクッションをご検討ください。その一歩手前で少しでも良い状態をつくりたいと考えています。

クッションを導入して頂ければその後は、フットサポートの高さを調整してください。やや座面が高くなるので足の落下は姿勢の崩れですから大切にしてください。また、小柄な高齢者でありがちなのが、これ以上上げられない場合の補高ですね。安定性からいうとバスマットのEVAがいいと思います。跳ね上がるので、サポート支柱の部分はカットしてください。

何かご不明な点などあればご連絡ください。